EOS R50の表現力が一気に広がる!キットレンズの次に選ぶべきおすすめレンズ

EOS R50ユーザー必見!後悔しない「2本目のレンズ」の選び方 レンズ

EOS R50のダブルズームキットは、初めてミラーレスカメラを購入する人に最も選ばれている定番のセットです。軽量なボディと扱いやすい操作性で、スマートフォンからの買い替えでもすぐに綺麗な写真が撮れるため、満足度の高いセットと言えます。

しかし、使い慣れてくると多くの人が新しい欲求の壁にぶつかります。たとえば、背景をとろけるようにぼかしたい、暗い室内でもブレずに明るく撮りたい、あるいは遠くの野鳥をもっと大きく写したいといった思いです。

この瞬間から始まるのが、いわゆる「レンズ沼」です。レンズを増やすこと自体はカメラの醍醐味ですが、目的を整理せずに購入すると「思っていた写真が撮れなかった」と後悔することも珍しくありません。今回は、EOS R50ユーザーの失敗談と成功例をもとに、キットレンズの次のレンズ選びで知っておきたいポイントを解説します。

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ダブルズームキットは本当に物足りないのか?

キットに付属している標準ズーム「RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM」と望遠ズーム「RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM」は、日常のスナップから遠くの撮影まで幅広くカバーできる完成度の高い構成です。

しかし使い込むほどに、これらのレンズは開放F値がF4.5〜F7.1とやや暗いため、「背景をもっと大きくぼかしたい」「暗い室内でブレずに撮りたい」という場面で限界が見えてきます。

この段階になると、多くの人はカメラ本体の不満よりも「もっと明るいレンズが欲しい」とレンズそのものへ関心が向くようになります。

そこで具体的に検討されるのが、手頃な価格で大きなボケ味を楽しめる「RF50mm F1.8 STM」や、持ち運びに便利な薄型単焦点「RF28mm F2.8 STM」のような明るいレンズです。
また、ズームの利便性を保ちつつ明るさを確保できる「SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN」のようなF2.8通しのズームレンズも人気の選択肢となります。

キットレンズからこうした1本へステップアップすることで、写真がガラリと変わる面白さを体感できるはずです。

Canon RF50mm F1.8 STM

Canon RF50mm F1.8 STM

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Canon RF28mm F2.8 STM

Canon RF28mm F2.8 STM

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Sigma CONTEMPORARY 18-50mm F2.8 DC DN

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【種類別】レンズ選びの失敗例と成功の秘訣

付属レンズからのステップアップとして検討されやすい3つのレンズについて、よくある失敗と使いこなすためのポイントをご紹介します。

1. 単焦点レンズ:「ボケる」だけで選ぶと戸惑うことも

最初の買い足しレンズとして特に人気が高いのが、「RF50mm F1.8 STM」のような明るい単焦点レンズです。単焦点はズームができない代わりに、大きなボケ感を楽しめるのが魅力です。

しかし、R50のようなカメラに50mmのレンズを取り付けると、実際には少し遠くを写す「中望遠(フルサイズ換算で約80mm)」になります。そのため、「ボケるから」という理由だけで選ぶと、室内では被写体に近すぎて後ろに下がるスペースがなく、思ったように撮影できないケースがあります。

単焦点レンズを選ぶ際は、レンズに書かれている「焦点距離(〇〇mmという数字)」に注目し、自分が「どのくらいの距離感で撮りたいか」をイメージすることが重要です。
この数字はレンズの大きさではなく、数値が小さいほど広く写り、大きいほど狭く(遠くが大きく)写る仕組みになっています。

たとえば、焦点距離が50mm(フルサイズ換算で約80mm)のレンズは、相手と2〜3メートルほど離れて撮影するのに向いています。屋外での人物撮影(ポートレート)や、花・小物を大きくボカして印象的に切り取りたい時に威力を発揮します。少し離れて構えるからこそ、背景が大きく綺麗にボケて主役が引き立ちます。

一方で、カフェの料理や室内での家族写真、日常のお散歩スナップなら、28mmや35mm(換算約45〜56mm)という焦点距離のレンズが最適です。これらは「標準レンズ」と呼ばれ、手を伸ばせば届くような1メートル前後の距離感で撮影できます。部屋の中で後ろに下がる必要がなく、自分の目で見ている感覚に近い自然な構図で収まります。

さらに、被写体との距離が数十センチしか取れない狭い部屋や、手を伸ばして自分たちを撮る自撮り・Vlogなどには、16mm(換算約25mm)といった「広角」の単焦点レンズが活躍します。

このように、「背景をぼかして作品っぽく撮りたいなら50mm」「室内や普段使いでサクッと綺麗に撮りたいなら28〜35mm」というように、撮りたい場所と被写体に合わせて焦点距離を選ぶのが失敗しないコツです。

2. 超望遠レンズ:「長ければ良い」はNG

野鳥やスポーツ、航空機撮影に興味を持つと欲しくなるのが、さらに遠くを写せる超望遠レンズです。ただし、焦点距離の長さだけで選ぶと、大きさと重さに圧倒されて持ち出さなくなることがあります。

また、超望遠レンズは画面に写る範囲が極めて狭くなるため、まるで「細い筒越しに世界を見る」ような状態になります。
肉眼では捉えていても、いざカメラを構えるとファインダーのどこに被写体がいるのか見失いやすく、特に動きの早い野鳥や選手を画面内に収め続けること自体が難しくなります。

さらに、体育館でのバスケや発表会などの室内スポーツでは、距離だけでなくレンズの明るさも重要です。暗い場所ではシャッタースピードが稼げずブレやすいため、何をどこで撮るかによって必要な性能を見極めることが大切です。

3. 広角レンズ:風景専用と思い込むのはもったいない

広角レンズは風景写真専用というイメージを持たれがちですが、実は日常の「あと少し広く写したい」を解決してくれる非常に便利なレンズです。

ここで一度、写真が写る広さを比べてみましょう。一般的なスマートフォンのメインカメラは、カメラ業界の基準である「フルサイズ換算」で見ると約24mmというかなり広い範囲が写ります。
一方で、EOS R50のキットレンズ(18mm)は、実際に見える広さに換算すると約29mmになります。

レンズ本体に「18mm」と書いてあるため一見スマホより広く写りそうに思えますが、実際の画角で比べると、実はキットレンズの方がスマホよりも狭い範囲しか写りません。

この「たった5mmの差」のせいで、カフェで料理を撮る時にわざわざ身を引かなければならなかったり、室内で友達全員を写すために壁際まで下がったりと、「スマホなら入ったのに!」という地味な不便さが生まれてしまいます。

ここで広角レンズ(RF-S10-18mmならフルサイズ換算で約16mm〜)を使えば、スマホ(約24mm)よりもさらに広々と撮影できるようになります。座ったままテーブル全体を収めたり、狭い部屋でも後ろに下がらず集合写真が撮れるため、普段スマホ撮影に慣れている人ほど「すごく撮りやすい!」と感動するはずです。

ただし、広角レンズは端に写った人物の顔や体が引っ張られて歪みやすい特徴があるため、人を撮る時は少し距離を取って画面の真ん中付近に配置するのがコツです。

レンズ沼で後悔しない人の「たった1つの共通点」

何本もレンズを買って満足している人には、撮りたいものが先に決まっているという明確な共通点があります。

花を大きく撮りたいならマクロレンズ、人を美しくぼかして撮りたいなら明るい単焦点レンズ、野鳥を撮りたいなら超望遠レンズというように、自分の目的から逆算して選んでいます。「評判が良いから」「みんなが持っているから」ではなく、用途に合わせて選ぶことで「買ったけど使わなかった」という失敗を防ぐことができます。

また、EOS R50はエントリーモデルでありながら、将来性豊かなRFマウントを採用しています。今後カメラボディを上位機種に買い替えても、手に入れたRFレンズは長く使い続けることが可能です。

まとめ

EOS R50のダブルズームキットは素晴らしいスタート地点ですが、写真を楽しむほど生まれる「もっとこう撮りたい」という欲求には、新しいレンズが応えてくれます。

レンズ沼という言葉には少し怖い響きがありますが、失敗や工夫を重ねながら自分にぴったりの1本を見つける過程はとても楽しいものです。焦らず、自分が一番撮りたい被写体に合わせて次の一本を選んでみてください。きっと、カメラの時間が今よりもっと豊かになるはずです。

【番外編】さらに撮影の幅が広がる!おすすめレンズ3選

記事の本文で紹介した定番レンズ以外にも、EOS R50の可能性を大きく広げてくれる魅力的なレンズがあります。目的がはっきりしている方は、こちらの3本もぜひ参考にしてみてください。

1. ダイナミックな世界が広がる超広角ズーム「RF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STM」

キットレンズ(18mmスタート)よりも、さらに広い範囲を写せる超広角のズームレンズです。手元のリングを回すことで、超広角(10mm)からキットレンズと同じ広さ(18mm)まで、写る範囲を自由に調整しながら撮影できます。

目の前に広がる壮大な風景や高い建物、狭い室内での撮影はもちろん、手を伸ばして撮る自撮りやVlog動画でも圧倒的な威力を発揮します。缶コーヒー1本分ほどの驚異的な軽さ(約150g)で持ち運びやすく、旅行のお供にも最適なズームレンズです。

Canon RF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STM

Canon RF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STM

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2. 本格的な野鳥・スポーツ撮影に挑める超望遠「RF100-400mm F5.6-8 IS USM」

キット付属の望遠レンズ(210mm=フルサイズ換算で約336mm相当)を使っていて、「もっと大きく写したいのに届かない」と感じた時のファイナルウェポンです。

このレンズならフルサイズ換算で約640mm相当(400mm)という圧倒的な超望遠撮影が可能になります。野生の鳥や飛行機、サーキット、広いグラウンドでの運動会など、はるか遠くの被写体をぐっとクローズアップできます。これほどの超望遠でありながら約635gと非常に軽いため、手持ちで軽快に撮影を楽しめます。

Canon RF100-400mm F5.6-8 IS USM

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3. 花や料理へグッと寄って撮れる万能単焦点「RF35mm F1.8 MACRO IS STM」

EOS R50に取り付けるとフルサイズ換算で約56mm相当となり、見た目に近いとても扱いやすい範囲が写ります。日常のスナップやカフェでのテーブルフォトを楽しみたい方に一押しのレンズです。

背景が綺麗にぼける明るいF1.8レンズでありながら、被写体に17cmまで近づける(※)「マクロ機能」を備えています。カメラ(センサー位置)から17cm、つまりレンズの先からはわずか数センチという至近距離までグッと寄れるため、カフェのスイーツや綺麗な花、趣味の小物などを大きなボケとともにドラマチックに切り取ることができます。
(※カメラ用語では、被写体にどこまで近づいてピントが合うかを「最短撮影距離」と呼びます)

Canon RF35mm F1.8 マクロ IS STM

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