以下は2025年3月1日にCP+のSIGMAブースで行われた株式会社SIGMA代表の山木氏の講演内容を文字起こししたものです。
ロゴの刷新や新製品の「BF」、その他2025年に発表予定の新商品などについて語られています。
ロゴ、その他ビジュアルアイデンティティの刷新について
皆さんこんにちは、シグマの山木です。たくさんの方に集まっていただき、ありがとうございます。これから45分間、今回当社が発表した新製品について、説明をお話をさせていただきたいと思います。
その前に、当社のロゴを新しくしました。ロゴだけでなく、さまざまなビジュアルアイデンティティを新しくしています。この背景について説明させていただきます。
今回のビジュアルアイデンティティを更新したのは、今後当社がどのような道筋で生き残っていくか、どの方向に進むのかを表明する、決意表明のようなものです。
ここ数年、ずっと自分が悩んできたことが背景にあります。近年、画像処理技術が大きく進化し、スマートフォンで写真を撮る機会が増えました。
多くの人がたくさんの写真を撮るようになったことは歓迎すべき変化です。
ただ、小さなお子さんの写真もほとんどスマートフォンで撮られるようになり、幼稚園の運動会でもスマートフォンで撮影するのが当たり前になりました。
私の世代では考えられないことで、カメラやビデオを買うのが普通でしたが、それだけ画質が進化してスマートフォンが良くなっているのです。
こうした中、カメラやレンズを作るメーカーとして生き残っていけるのか。2、3年は大丈夫かもしれませんが、5年後、10年後、20年後、30年後、さらに50年後にどうなるのか。この5、6年ずっと悩んでいました。
もう1つはカメラ・レンズ市場が低迷していた時期があったことです。今は単価が上がって盛り上がりつつありますが、私が社長に就任した2012年はカメラやレンズ市場のピークでした。
現在は数量で約1/3に減っていますが、単価が3倍ほどになって金額ベースでは戻っています。
とはいえ、使う人の数は1/3まで減っているので危機的状況だと思っていました。
さらに、スマートフォンが普及し、AI生成画像も出てくるようになり、YouTubeなどで「スマホで十分」「カメラは要らない」といった動画が増えました。
少し前は「カメラ終わりじゃないか」という話も多く、本当に大丈夫なのかと悩んでいました。
写真の存在価値も変化しています。1995年にカシオのQV-10が出て、現在のようなデジタルカメラが広く使われるようになって30年。
フィルム時代は家族写真や友人との記録写真があって、その上にアート写真があるという構図でしたが、いまや大量の写真が撮られ、裾野の部分はビジュアルコミュニケーションになっています。FacebookやInstagramなどで画像を通じてコミュニケーションすることが増え、写真のあり方が変化している中、従来通りのカメラやレンズメーカーでいいのかと自問自答していました。
いろいろ考えた末、もう一度“原点回帰”しようと決めました。創業の精神に戻ろうということです。
日経などを読むと株価やリストラの話などが多く、どうすればいいか迷ってしまいますが、どの会社も創業時は「すごいものを作って世の中を驚かせたい」「人々を幸せにしたい」という思いがあったはずです。
会社が大きくなるにつれ、特に上場するとノイズが増えてテクニカルな方向に走ってしまい、方向性を失うこともあるのではないか。
もう一度創業の精神に戻って物づくりをしっかりやろうという結論に至りました。
今後のSIGMAの方針
もう1つは、やはり“アート”です。当社はカメラやレンズを作っていますが、最終的にはアートになる部分があり、そこへのコミットメントが必要だと考えました。
これは私の父がよく言っていた「最高レベルの技術は芸術である」という言葉に通じます。
イノベーションは芸術であり、技術を極限まで磨いていくことで会社は生き残れるという結論にもつながりました。
さらに、当社が物を作り、お客様のもとに届き、最終的に芸術的な写真や家族写真、映画などに活かされる。
この流れがあるからこそ、カメラやレンズを作るメーカーの社員はモチベーションが高いと思います。
作った後に、ここにいらっしゃる皆さんが素晴らしい写真や映像を生み出してくれるからこそ成り立つ。アートへの敬意を忘れてはいけないというのが私の結論でした。
結局、「The Art of Engineering, Engineering for Art」――芸術のために技術を高め、技術を芸術のために尽くす――これを今後の方向性にしようと思いました。
テクノロジーの先端技術、クラフツマンシップ(職人技)、そしてアート(映像や写真)へのコミットをしっかり続けるのが、今後5年、10年、20年、30年、50年と生き抜くために重要だと考えています。
それを思うだけでも意味はあるのですが、決意表明として自分たちのビジュアルアイデンティティも変えようとしました。
19世紀の作曲家・指揮者マーラーは「伝統とは火を守ることであり、灰を崇拝することではない」と言っています。過去の遺産にとらわれるのではなく、本質的な“火”の部分を守り、時代に合わせてアップデートすべきだと。
それを踏まえ、新しいロゴやビジュアルの刷新に至りました。
このように新しいビジュアル・ロゴと共に「技術をしっかり磨いて、いいものを作っていく」というのが私たちの方向性です。物づくりをきちんとやらなければと考えています。
Made in AIZU
当社は1973年から会津で物づくりを始めて以来、すべてを会津で作っています。
すべての製品がメイドイン会津です。
将来もそれを貫くつもりで、メイドイン会津は世界のお客様に対する約束であり、会津という地域に対するコミットメントでもあると考えています。
今後も会津でできることをしっかりやるのが私たちの方針です。
会津で作っている以上、恥ずかしいことはできません。
メイドインジャパン、メイドイン会津として高性能だけではなく、手触りや部品の合わせなど細部の細部に至るまでしっかり作り込んでいく。
日本企業としての自覚と誇りを持ち、今後も仕事をしていきたいと思っています。
シグマ財団の設立
もう1つのアートへのコミットメントとして財団を作る予定で、今準備中です。
シグマ財団という名前にする予定で、まだ最終的な設立には至っていませんが、財団を通じて写真集を作り、多くの方に優れた写真を見ていただく活動を始めようと考えています。
大きな会社ではないので大がかりにはできませんが、2年、3年、5年、10年、20年、30年、50年と続けるうちに相当な力になると信じています。
これを続けることで、写真家や映像制作者、ここにいらっしゃる皆様の支持をいただき、会社としてしっかり仕事をしていきたいと思っています。
今年の最初のプロジェクトは、ジュリア・ヘッタさんとソルベ・サンズボ(SØLVE SUNDSBØ)という方の写真集を作る予定です。
ジュリアさんには会津で撮影していただき、それを写真集にします。
ソルベさんはファッションフォトグラファーとして活躍しており、花の写真を撮ってきました。それを元にしたデータベースからAIで生成した画像を写真集にする予定です。
ミステリアスですが非常に美しく、今ならではの総合芸術としての写真表現になります。
こうしたものも財団を通じて進めていきたいと考えています。
『ISLAND』Julia Hetta, Union Publishing Limited
新製品「BF」について
今日の本題はBFです。このBFについては、すでにウェブサイトなどでスペックを公開しています。インタビューなどで「なぜこれを作ったのか?」という質問が多いので、その背景についてお話しします。
スマホが非常に普及し、YouTubeでも「カメラはいらない」といった意見を目にすると、メンタル的に「これからどうしよう」と悩むことがあります。
今回、新製品に「3600のF4」を出しました。野生動物やスポーツ、モータースポーツ、飛行機など、超望遠が必要なジャンルには専用カメラと望遠レンズが適しています。
問題は日常使いのカメラで、海外では「ベストカメライズニアポケット」という話があるほど、ポケットに入るスマホで撮れてしまうと「スマホでいいじゃないか」と思われることがあります。
悩んでいましたが、山口周という経営コンサルタント(知的書評家・著作家と名乗っている方)がFPを使ってくださっており、2020年のX(旧Twitter)の投稿で「感性を磨く身近な道具の一つにカメラがある。
大型の一眼レフだと大変だが、これならバックパックに入れて持ち歩ける相棒になる」と書かれていたのを思い出しました。
私もそうで、カメラがあると日常の美しさを見いだしたくなります。冬なら光と影のコントラストがきれいだったり、花や雨の水滴が目に留まったり。カメラがないと見過ごすことでも、カメラを持っていれば探したり撮ったりすることで「今日はいい写真が撮れた」と満足感があります。
これは私の意見ですが、スマホでは「とりあえず撮っておくか」という感覚になりがちです。
飛行機から富士山が見える時、「カメラが上のほうだから取れない、仕方なくスマホで撮るか」となるように、スマホでも撮れるけれど「撮っちゃった感」が残る。
カメラだと「撮りたいから持ち出す」という意識が働き、日常にある美を探すようになります。そういう意味で日常使いカメラを作りたいと思いました。
製品コンセプトについて
コンセプトは「A System Camera for Creative Minds.」――想像性を刺激する日常使いカメラです。
日常使いのカメラは複雑ではなく、小型でシンプル、持ち運びやすく、バーやレストラン、友人の家に持っていっても邪魔にならないものにしたい。
カメラの原点はカメラ・オブスキュラ(カメラ・オブスクラ)という暗い箱。レンズが被写体を映像化する装置です。
「BFは未来的ですね」と言われますが、コンセプトは原点回帰。創業の精神に戻るという話を先ほどしましたが、BFもカメラ本来の本質へ立ち返っています。
レンズはメカメカしさがかっこいい。フォーカスリング、ズームリング、絞りリングなどがあり、シンプルでありながら“過激なまでの簡潔さ”を目指しました。
私自身、二律背反の「過激だけどシンプル」が好きです。音楽の例でいうと、70年代末から80年代にかけてパンクが衰退し、ポストパンクが生まれ、さらにネオアコースティックという流れがあります。
メロディは美しくても歌詞がラジカルだったりという二律背反が面白い。そうした“ラジカル・シンプリシティ”をBFでも形にしたかった。
“過激なまでに簡潔”という点は、ユニボディ、シングルフィンガーオペレーション、デュアルレイヤーメニューシステムの3つが要素になっています。
ユニボディはアルミのインゴットから削り出したボディ。通常は天面・フロント・バック・リアをネジで止めるのですが、これはマシニングで一体加工し、1個作るのに7時間以上かかります。
エンジニアが「削り出しやりたいんですけど無理ですよね?」と相談してきて、「5軸マシンセンターとロボットで24時間動かせるかも」と進めた結果、試作を重ねてこのクオリティに仕上げました。
インターフェイスについて
シングルフィンガーオペレーションは、BFにダイヤル1つとボタン4つだけというインターフェイス。
最近のデジタルカメラはボタンが多く使いやすい面もありますが、今回はシンプルさを追求し、最初からデジタルカメラのUIを見直しました。

「写真を左右する主な要素―シャッタースピード、絞り値、ISO感度、露出補正、そしてカラーモード。従来のフィルムカメラから受け継がれてきた撮影モードダイヤルに代わり、Sigmaはこれら5つの要素を指先ひとつで瞬時にアクセス、直感的に操作できる独自のユーザーインターフェースを開発しました。」
メニューシステムも重要です。普通のカメラはタブ形式で大量のメニューが並ぶため、ボタンが少ないと操作しづらくなる。
そこでメイン画面でシャッタースピード、絞り、露出補正、ISO、カラーモードなどを1カ所で設定し、サウンドやディスプレイ、USBなど撮影時にあまり変更しないものはオプションメニュー、その下に言語設定などを入れています。少ない操作部でも直感的に使えるように考えました。
まったく新しいUIなので、最初は使いづらいかもしれませんが、我慢して使っていただくとわかってもらえると思います。
商品名「BF」の由来について
次に、名前のBFについて。スタッフが「それは言えません」と言っていましたが、実は言うなと言ったわけではなく、複雑なのでプレスリリースに書かなくてもいいと考えただけです。
私がインタビューで漏らしてしまったので、マーケティングから「説明してください」と言われました。
いくつか意味がありますが、大きいのは岡倉天心の『茶の本』にあるフレーズ「Beautiful Foolishness of Things」(美しくも愚かなこと)から取りました。
BFボディが完成した段階で名前が決まっていなかったので会議でいろいろ出たものの、納得いかず。
最終的に私がこのフレーズを使いたいと思い、「2文字に決めているしBFはどうか」と社員に提案したところ、「それでいいんじゃないですか」と決まりました。
岡倉天心は日本の文化を西洋に伝える中で、お茶という行為を通じて美しくも非効率なものを楽しむ余裕を説いている。
スマホで撮れるのにわざわざカメラを使うのも“Beautiful Foolishness”かもしれませんし、7時間かけてボディを削り出すのも同様に“愚かしいほど美しい行為”ではないかと考えています。ダブルやトリプルの意味が重なっている名前です。
デザインについて
デザインについてもよく聞かれますが、社長が口出しするとコンセプトモデルが格好悪くなるのでなるべく言いません。
プロダクトは岩崎一郎さんが監修し、当社のインハウスデザイナーと議論しながら進めました。
私が要望したのは、ココ・シャネルのNo.5の香水ボトルを見た時に「100年後も美しいと思われるカメラを作りたい」と思ったという話くらいです。
当社のグラフィックを担当してもらっている方や、高校生の頃に見たニッカのピュアモルトウイスキーのシンプルでエレガントなデザインなどに刺激を受け、シンプルさに価値を感じています。
日本的な美意識として、水墨画やお茶室のように何もない空間に自分の解釈を加えることで完成するという考え方にも惹かれています。
カメラ自体で完成しているのではなく、お客様が手に取り、解釈を加えてこそ完成する。BFがそうした日本的美意識を体現するカメラとして世界に受け入れられたら嬉しいです。
そういえば、このメタルキャップは私のアイデアではなく、エンジニアが試作で作ってきて「こんなの作りたいんですが、どうでしょう」と提案してきました。
「ライカでもやっていないのに」と思いつつ、ボディの美しさに合うので採用したものです。プロジェクトメンバー全員で力を合わせて形にしました。
フルフレームのX3センサーの開発状況について
もう1つ、BFだけでなく、皆さんが一番気になっているのはフルフレームのX3センサーの話だと思います。結論から言うと、まだ開発中で、時間がかかりそうです。今年中にカメラを出すのは難しそうなので、詳しく説明します。
2018年にフルフレームのX3センサーを作るプロジェクトを始めましたが、アーキテクチャ、特にピクセルアーキテクチャがうまくいかず、いったん計画を全て廃棄し、日本で1から再設計することにしました。
クアトロやメリルなどのFoveon X3センサーの構造は、今後の量産には対応できないと分かり、新しい技術を開発する必要がありました。
フルフレームかAPS-Cかは関係なく、ピクセルの構造そのものが課題で、基本的な構造設計とセンサー製品の開発という2段階に分かれています。現在は基本的な構造の開発段階にあります。
全く新しい構造なので、当社だけでは十分でないと判断し、静岡大学の川人先生(この分野の第一人者)の研究室と共同研究をスタートしました。いくつかプロトタイプのセンサーを作り、その都度、設計の不具合を修正しながら問題を絞り込んできています。
構造的な問題がクリアになれば、いよいよセンサーの製品設計に進みます。
まだ時間はかかりますが、「本当はやっていないのでは」と疑われたりもするので、あらためてご説明しました。実際には開発を進めています。
私はSD9が出て以来、メインカメラとしてX3センサーをずっと使ってきました。
最初の子どもが2000年生まれなので、家族写真のほとんどをX3センサーで撮影しています。
見返すと本当に良い写真が多い。エンジニアに「説明して」と頼んでもうまく言えませんが、“色のトナリテ”や“調性”、質感はX3センサーならではだと感じます。
まだ技術的に完成していないので確約できませんが、なんとか世の中に出せるよう頑張っていきたいと思っています。
レンズについて
最後にレンズについてお話しします。
16-300と3600のF4、この2本を今回発表しています。
これはいわゆる「トラベルズーム」「all-in-one ZOOM」と呼ばれるもので、APS-C用のミラーレスカメラ向けレンズです。換算で24mmから450mmまで対応し、高性能です。モーターは当社のHLAという高速モーターを採用し、高速AFを実現しています。
OS(手ブレ補正)も非常に強力で、ワイド側だと6段分効きます。個人的に好きなのは操作部がキュッと閉まっていて、使い勝手と見た目の両方が良いところ。メカ設計者が相当苦労したそうですが、そのおかげで“もっさり感”がなく、使いたくなるオールインワンズームに仕上がりました。気軽に使っていただきたいです。観光地などでオールインワンズームを使っている方を多く見かけるように、需要は確実にあります。当社はミラーレス向けが遅れていたのですが、自信を持っておすすめできるものができたので、ぜひ試してみてほしいと思います。
「3600」もご紹介します。外出先で写真家の方々と話すと、スポーツ、モータースポーツ、野生動物などを本格的に撮影する際、600mmのF4という焦点距離がスタンダードです。けれど、場所によってはもっと短い焦点距離が欲しい場面もあるようです。ヨーロッパのサーキットは意外と近くて400mmや200mmでも足りる場合があり、アメリカだと遠くて600mm必須……というように、世界各国を転戦する写真家にはズームの方が便利だという要望をずっと聞いていました。
本当は一眼レフの時代にやりたかったのですが、70-200の2.8など、まず揃えなければいけない標準的なものが優先されて後回しになっていました。
ようやく作れたのが今回のレンズです。サイズはほぼ600mmF4の単焦点と同じですが、重量がやや重い。
ただ、実際に持つと重量バランスが良く、ホールディングしやすい。フロントヘビーではないので、それほど重みを感じません。
現場にある実物を手に取っていただければ分かると思います。2回ほど設計をやり直し、試作も繰り返した末に完成した力作なので、ぜひ使っていただきたいです。
新しいアートレンズも2025年中に発表予定
今回発表したのは「コンテンポラリーとスポーツ」だけで「アートがない」という話があります。
ビジュアルアイデンティティを変えて「テクノロジーとクラフツマンシップにコミットする」と言っておきながらアートが出ていないという指摘もありましたが、もちろんアートは今年出します。
早すぎるため発表を控えたのですが、今日一本だけご紹介します。
プレスリリースはなく、私が話している以上の情報はありません。この後にマーケティングや広報担当も詳しい話は出さないので、ここだけの話としてお聞きください。
いろいろアートレンズを用意する予定です。スペックを詳しく言うと問題があるかもしれないので、言って差し支えないものだけ紹介します。
今年の「35mmF1.2 DG2」です。現行の「35mmF1.2 DG」はミラーレス初期に出したもので性能は良いのですが大きめ。
今ある「50mmF1.2」が非常にコンパクトかつ高性能なので、それと同じコンセプトで現行の35mmF1.2よりグッと小さく、性能をさらに上げたレンズを準備中です。嘘のようですが本当に実現しています。
今年出すアートレンズの中で公表しても問題ないものがこれだけだったので、紹介しました。
具体的な発売時期は言えませんが、多分今年中に出す予定です。もしこういったレンズが欲しいと思っている方は、当社の発表をお待ちいただければと思います。
以上が駆け足の説明でした。写真や機材が変化していく中で、メーカーの在り方も悩ましいところですが、技術を磨いて良い製品を提供し、写真文化や映像文化の発展に貢献したい。
この業界が生き残っていくため、当社も努力していきたいと考えています。
もし当社の言っていることが「違うじゃないか」と感じられたら、ぜひご指摘いただきたい。
叱咤を受けつつ努力して、良いものを作り続けたいと思います。
今後ともご支持をよろしくお願いします。ご清聴ありがとうございました。
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